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「なんかあの人って誰からも好かれるんだよね」「初対面で誰とでも仲良くなれるのはなんでだろう」…そんな人付き合いが上手な友人が、1人や2人身近にいるのではないでしょうか。この記事では好かれる人の話し方の特徴と、誰からも好かれる方法を紹介します。

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2019.8.14

好かれる人の話し方の特徴4つ

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まずは好かれる人の話し方の特徴を4つ紹介していきます。

好かれる人の話し方の特徴は、何も難しいテクニックなどはなく、基本やマナーをしっかり意識するだけです。

意外とシンプルで誰でもかんたんにできることですが、できていない人や気付けていない人が多いもかもしれません。

いつも笑顔

いつも笑顔の人の周りには、人が寄ってきます。

1937年に書かれ、世界的名著となったD.カーネギー著の『人を動かす』(How To win Friends & Influence People)。生きていく上で重要な人間関係の原則ついて書かれた現代にも精通する不朽の名作です。

この本の「人に好かれる6原則」のうちの2つ目のルールが「笑顔を忘れない」です。

誰かに会った際、その人に楽しんでもらいたいのであれば、自分自身が楽しいと感じている必要があるとカーネギー氏は言っています。

相手に笑顔になって欲しければ、まずは自分から微笑みかけることが大切です。

「笑顔=好印象」と言い換えることができますよね。

話すときに表情を意識するだけで印象がグッと変わるので、チャレンジしてみると良いでしょう。

アイコンタクト

話をするときにしっかりとアイコンタクトを取ることは好印象につながります。

会話中に相手の目を見ることで、より親密度や与える印象がアップします。

D.カーネギー著『人を動かす』の現代版“How to Talk To Anyone”(レイル・ラウンズ著)でも、目を使った人との話し方の例挙げていて、
特に話の聞き手に回る際には、アイコンタクトは大きな力を発揮すると書かれています。

コツとしては、相手が話し終わった後にすぐに目をそらさないこと。

話の後までアイコンタクトを続け、目をそらす際にはゆっくりと視線を動かします。

これは友達づくりや気になる異性に対してはもちろん、レストランやビジネスの場でも使えるテクニックです。

名前を覚える

D.カーネギーの人から好かれる6原則の中で有名なものに「名前を覚える」というものがあります。

初対面の人や会って間もない人、よくいくお店の店員さんに名前を呼ばれるとなんか嬉しくなりませんか?

D.カーネギーは、人間にとって自分の名前は特別なものだと言っています。
名前を呼ばれると、大切な存在になった気持ちになれるからです。

会話の中で、あえて相手の名前を呼んでみましょう。

例えば「そうなんですね。○○さんは、他にどんなことをされているんですか?」などと、さりげなく相手の名前を主語に入れること。

もし忘れてしまった場合は、「すみません、名前を覚えるのが苦手で…もう一度お名前を教えていただけますか?」と素直に聞けばOKです。

覚えたフリをして名前を一度も呼ばずにその時間を過ごしてしまってはもったいないですもんね。

再度名前を聞いた場合で大人数の場などであれば、「忘れっぽいのでメモします!」と言ってサッと携帯を取り出してメモしてもいいかもしれません。

これが気まずいのであれば、連絡先やFacebookを交換して視覚的に相手の名前を頭に入れるというのもおすすめですよ。

相手に質問をする

会話をする際に、ついつい自分語りばかりになってしまっていませんか?

人は自分のことを話すことが好きです。

なので、自分のことをついつい話すぎてしまうことはよくあることですが、この原則を逆手にとって、相手にもっと話してもらうように仕向けましょう。

質問をすることで、相手は「私のことにこの人は興味を持っているんだ」という印象を与えることができ、好かれやすくなります。

何を質問して良いかわからない場合は、「チャンキング」というNLPのテクニックを意識すると良いでしょう。

チャンキングとは、ある話題に対して、横にずらしたり、詳細化または抽象化したりしながら、全体像を広めていく質問のスキルになります。

例えば、
A: この前旅行に行ってきました
B: どこに行ったんですか?(チャンクダウン・旅行というトピックから詳細化)
A: イタリアです。ヨーロッパがすごく好きで。とってもいいところでした!
B: へ〜イタリアですか。私はヨーロッパだとフランスには行ったことがあるんですけど、Aさんはヨーロッパの国だと他にはどこに行ったことがあるんですか?(水平チャンク・イタリアからヨーロッパの他の国へ話題をずらす)
A: フランスも行ったことありますよ。あとはドイツやオランダも。
B: いろいろな国に行かれているんですね!よく旅行されるんですか?(チャンクアップ)
A: はい、年に2〜3回は


といった具合に、縦横いろいろな方向に話題を振っていきます。

会話が弾んで楽しいと思う相手は質問上手な方ではありませんか?

相手の話を引き出せる話し方のできる人は、人から好かれます。

チャンキングをうまく活用することで、お互いの共通点を探ることもできるので、質問するときに意識するとコミュニケーションがよりアップするテクニックです。

嫌われる人の話し方の特徴3つ

gettyimages (44617)

さて、好かれる人の話し方について紹介してきましたが、嫌われる人の話し方についても触れていこうと思います。

笑顔がない

なんだか強張った顔の人や、笑顔のない人は近寄り難く感じますよね。

『人を動かす』の中の例で、ニューヨークの巨大百貨店の人事は、笑顔が素敵であれば、医者や哲学者で学はあっても笑顔がない人よりも、高校を卒業していない人を採るといっているほど、笑顔は人間関係に大きなインパクトを与えます。

ボディーランゲージ

・腕組み
・やる気のない姿勢
・体が話をしている人の方向に向いていない
といったボディーランゲージは、相手にマイナスイメージを与えてしまいます。

いくらこちらが相手に好印象を抱いていても、無意識で腕組みをしてしまうと、それは相手にとって「ノー」のサインに。

人間関係を閉ざしてしまうボディーランゲージです。

姿勢が悪い人も同様に要注意。

また、相手の話を聞く際に体がその人の方向に向いていないのは、失礼にあたると同時に、直感的に相手に負のイメージを与えてしまいます。

話をするときに口元や顔を隠す仕草も、自信のなさの現れとして相手の目に映るので、注意しましょう。

ゴシップばかりする

誰かの噂話やゴシップをする人は、残念ながら嫌われてしまいます。

その場は楽しいと思ってついつい噂をしてしまうのかもしれません。

しかし、相手にとってはあなたに対しての不信感しか募りません。

まとめ・好かれる話し方は身につけられる

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好かれる人の話し方は、意識次第で身に付けることができます。
どんな仕草や態度が好かれるかを意識するだけで、毎日の人との関わりに活かすことができます。

ちょっと恥ずかしくて笑顔を作ったり、名前を呼んだりするのがニガテ…という方。

自分を変えることでしか相手は変わらないということ、そしてこれらのことを行うことで失うものは何もないということを覚えておいて欲しいです。

失うものはゼロなだけでなく、実践し始めると自分にとってプラスでしかないことが実感できるはずです。

人から好かれると、人生が一気にラクで楽しいものに変わります。

あなたの素敵な人生への一歩を勇気を持って踏み出してみてください。
参考

・チャンキングってどうやるの?世界を広げる思考技術
https://shigotonomirai.com/how-to-chunking

・D.カーネギー著の『人を動かす』(How To win Friends & Influence People)

・D.カーネギー著『人を動かす』の現代版“How to Talk To Anyone”(レイル・ラウンズ著)
Misaki Hoshi

Misaki Hoshi

海外 IT企業に新卒で勤めたのち、うつ病になったことをきっかけに退社。 お金との関わり方や自分らしい働き方とは何かを模索し始める。 現在は、4年続けている記事執筆やコンテンツ作成の仕事でフリーランスとして独立。外国数カ国に居住したこともあり、場所や国境に縛られないライフスタイルを送っている。 ミスジャパンツーリズミインターナショナル2017-18/ SSA認定酒ソムリエ カウンセラー・マインドフルネスライフコーチになるための勉強中

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