関西の夏の風物詩である花火大会といえば、真っ先に名前があがるのはなにわ淀川花火大会です。
今年2017年は8月5日の土曜日、夜の19時40分から打ち上げになります。
そもそもの始まりは1989年、平成元年に市民ボランティアによる手作りの花火大会としてスタートしたこの夏のイベントは、今や最大級の規模と人気を誇る大会になりました。
2017年の見所は左右2カ所で大きく開く「水中花火」、「10号玉10連発」です。
水中スターマイン
水面の上できれいに半円にひろがるダイナミックなスターマインもなにわ淀川花火大会には欠かせないものです。
この花火玉は空に打ち上げる花火と同じ玉を、水面に浮かせてその場で開かせているだけなので星の半分は見えない川の底に消えてなくなります。
仕掛を行う上で、最も注意が必要なのは「水中からどのようにして浮かび上がらせるか」。
玉の半分以上を水面から浮かせておかなければきれいな半円状に広がらず、ほうきのように飛び出すだけですので、花火師のもう一つの腕の見せ所でもありますね。
視界すべてが火花で埋め尽くされるようなダイナミックな夜空のショーに圧倒されること間違いなしです。
場所は淀川なので色んな駅から歩いていくことが出来ますが、かなりの人ごみになるのは阪急の十三駅。 南方駅や阪神の姫島駅からも歩いての距離はさほど変わりません。
花火は7時40分からなのですが6時を過ぎるともう駅から出ることも難しいくらいに人ごみが凄くなってきます。
ですから、喉が渇いた、トイレに行きたいなどの要望を叶えることはどんどん難しくなるわけです。
電車でくる場合は定期などを持っていなければ、必ず先に帰りの券を購入しておきましょう。 帰りに券売機に並ぶと券が買えるまでに40分はかかると思ってください。
なお、淀川花火大会では有料の観覧スポットがいくつも用意されていますので、梅田側のホテルやスカイビルなどから見ることもでき、お金はかかっても快適に素晴らしい光景が楽しめます。
大阪と兵庫の間であがるスターマインが魅力の猪名川花火大会!
そして次におすすめなのが大阪府池田市と兵庫県川西市の間を通る猪名川での花火大会。
大阪と兵庫の間で打ち上げられる迫力あるスターマイン
大阪府池田市と兵庫県川西市が合同で開催している花火大会。1948(昭和23)年から続く伝統ある大会だ。約4000発が猪名川河川敷で打ち上げられ、迫力あるスターマインが魅力。
2017年は8月19日の土曜日で、ここが関西で最後の花火大会になることも多いのでまだ花火を見ていないという人達も集まってきます。
ただし無料観覧席のあたりは混雑も凄くなりますから、人ごみが苦手という方は穴場スポットから楽しむことがおすすめです。
via yakei-world.com
via iko-yo.net
豊中側からも見ることが出来、その場合は大阪国際空港の展望デッキがおすすめ。
大阪国際空港の展望デッキは広々としており、全長400メートルもあります。
花火だけでなく飛行機も楽しめるので小さな子供さん連れであれば楽に観賞することができるでしょう。
花火だけでなく飛行機も楽しめるので小さな子供さん連れであれば楽に観賞することができるでしょう。
via yakei-mn.com
昼からハイキングをして、そのまま花火を楽しむという人もいるようです。