世界3大美港の一つに数えられるオーストラリアのシドニー。日本がゴールデンウィークの5月、オーストラリアではイースターも終わり静かな時期を迎え、気候的にベストシーズンになります。今回は魅力いっぱいのシドニーの観光スポット5選をご紹介します。
2019.4.12
外観・内部とも建築の粋を極めたオペラハウス
シドニーといってすぐ頭に浮かぶのは、白い貝殻の形の屋根のあるオペラハウスではないでしょうか。世界遺産に登録されているシドニーのこのシンボルは、建築的に粋を極めたものだと言われています。その難しさのため、1959年に建設が始まったのですが、当初は4年で完成する予定が、実際には14年も掛かったそうです。
オペラハウスの周りはプロムナードになっていて、天気の良い日には観光客やカップルなどで賑わいます。ぜひ散策してオペラハウスの素晴らしさと周囲の美しい景観を楽しんでください。
オペラハウスの周りはプロムナードになっていて、天気の良い日には観光客やカップルなどで賑わいます。ぜひ散策してオペラハウスの素晴らしさと周囲の美しい景観を楽しんでください。
オペラハウスは外観だけでなく建物の中も素晴らしい作りになっています。この建物内を見学できるツアーがあるので、ぜひ参加して劇場の中を見学して行ってください。時間に余裕があれば、コンサートを鑑賞するのもおすすめです。
オペラハウスツアー公式サイト:https://www.sydneyoperahouse.com/visit-us/tours-and-experiences/japanese-tour.html (日本語)
ツアー参加費用:AU$30~
オペラハウスツアー公式サイト:https://www.sydneyoperahouse.com/visit-us/tours-and-experiences/japanese-tour.html (日本語)
ツアー参加費用:AU$30~
ハーバーブリッジは「ブリッジクライム」で実際に登ってみよう
シドニーのもう一つのシンボル「ハーバーブリッジ」。全長1500m。途中に500mのスパンで2本の「パイロン」と呼ばれる大きな支柱が立っています。
写真ではそれほど大きく見えないかもしれませんが、この橋の上には8車線の車道が作られており、かなりの大きさ。観光スポットとしてだけでなくシドニーの市街地とノースシドニーを結ぶ要として重要な役割も果たしています。
写真ではそれほど大きく見えないかもしれませんが、この橋の上には8車線の車道が作られており、かなりの大きさ。観光スポットとしてだけでなくシドニーの市街地とノースシドニーを結ぶ要として重要な役割も果たしています。
普段は遠くから見るだけだったり車で通るだけのシドニーハーバーブリッジに、「ブリッジ・クライム」という、登って歩けるプログラムがあります。
一度に参加できる人数は12人。ガイドが案内してくれます。実際のクライムはメンテナンス用に作られた作業路を通って橋のアーチの最高点(水上134m)の地点まで歩きます。
大丈夫かなと少し不安になるかもしれませんね。でも心配はいりません。出発前にグループ全員を集めて説明が行われ安全服に着替え、命綱などの安全装具を身に付けます。歩くときにバッグはもちろんのことカメラも持っていってはいけないため、途中で記念写真を撮ってくれます。橋の頂点から見えるシドニー湾の絶景をぜひ楽しんでください。
ブリッジクライム公式サイト:https://www.bridgeclimb.com/
参加費用:AU$174 ~ 388
一度に参加できる人数は12人。ガイドが案内してくれます。実際のクライムはメンテナンス用に作られた作業路を通って橋のアーチの最高点(水上134m)の地点まで歩きます。
大丈夫かなと少し不安になるかもしれませんね。でも心配はいりません。出発前にグループ全員を集めて説明が行われ安全服に着替え、命綱などの安全装具を身に付けます。歩くときにバッグはもちろんのことカメラも持っていってはいけないため、途中で記念写真を撮ってくれます。橋の頂点から見えるシドニー湾の絶景をぜひ楽しんでください。
ブリッジクライム公式サイト:https://www.bridgeclimb.com/
参加費用:AU$174 ~ 388
一大複合商業エリア「ダーリンハーバー」でナイトライフも充実
ダーリンハーバーは、オペラハウスやハーバーブリッジから歩いて15分くらいのところにある優雅な入り江です。昔は貿易港として栄えた所ですが1988年のオーストラリア200年建国記念に開発され、現在のようにホテルやレストラン、ショップなどが集まる一大複合商業エリアになりました。
ダーリンハーバーエリアにはレストランやショップの他、水族館、アイマックスシアター、中国庭園、国立海洋博物館などもあり、シドニーでエキサイティングな時間を過ごすのにぴったりな場所です。毎週土曜日には花火が打ち上げられ、様々なイベントも開かれます。
ダーリンハーバー公式サイト: https://darlingharbour.com/
ダーリンハーバー公式サイト: https://darlingharbour.com/
シドニー湾で見逃せない豪華クルーズ
シドニー湾の観光で見逃せないのがクルーズですね。いろいろなクルーズ会社が運営していますが、豪華な体験ができるのが1970年創業の老舗「キャプテンクッククルーズ」。世界中のセレブや政治家などが乗船したことのある豪華客船で、オーストラリアのワインと食事を味わいながら素晴らしいシドニー湾の景観を楽しむことができます。
クルーズでの食事には朝食、ランチ、ディナーの他ハイティーも選べます。あまり時間がないときにはコーヒークルーズやハイライトクルーズなど1~2時間で回れるクルーズもあります。こうしたクルーズは時期や時間帯によっても色々なタイプに分けられているのであなたにぴったりのコースを選んで参加してみてはいかがでしょうか。
公式サイト(日本語):https://www.captaincook.com.au/
クルーズ料金:ランチ AU$99~219 、 ディナー AU$99~595
公式サイト(日本語):https://www.captaincook.com.au/
クルーズ料金:ランチ AU$99~219 、 ディナー AU$99~595
市街地を離れて自然を楽しむ「ブルーマウンテンズ」
シドニー湾で海の観光を満喫した後は、シドニー近郊の山岳地帯「ブルー・マウンテンズ国立公園」に出かけてみてください。世界遺産でもあるこの国立公園は、シドニーの市街地から北西に70kmほど行った所にあります。シンボルともなっている「スリーシスターズ(三人姉妹)」を初め独特な形成を成す赤土岩や絶壁があちこに見られ、ユーカリの森が広大な土地に広がっています。ここではゆっくりと散策を楽しみましょう。
公式サイト: https://www.bluemts.com.au/info/thingstodo/threesisters/
公式サイト: https://www.bluemts.com.au/info/thingstodo/threesisters/
国立公園内にある「ジェノラン・ケーブ」は世界的にも古い時代にできあがった洞窟です。洞窟内を探索するにはガイドの案内に従います。洞窟内では洞窟の自然音響効果を利用して月に1度コンサートが開かれるのでタイミングが合えばこのコンサートを聞くこともできます。
公式サイト:https://www.jenolancaves.org.au/
入場料:AU$42 ~ 250
公式サイト:https://www.jenolancaves.org.au/
入場料:AU$42 ~ 250
ブルー・マウンテンズ国立公園には「シーニックワールド」というテーマパークがあります。「レールウェイ」「ウォークウェイ」「スカイウェイ」「ケーブルウェイ」の4つの方法でパーク内を探索できます。
アクセス方法
シドニーへのアクセス
日本からシドニーへは成田空港など、各空港から便が出ています。運航会社は日本航空とカンタス空港の共同便(便によってはキャセイパシフィックも参加)やジェットスターなど。直行便の場合は所要時間約10時間。経由する場合は香港の他、オーストラリア国内のケアンズ、ゴールドコースト経由のルートになります。
ブルーマウンテンズへのアクセスと園内での移動方法
ブルー・マウンテンズ国立公園へのアクセスにはシドニーの中央駅「セントラル・ステーション」から出ている「Mount Victoria via Parramatta」行きの電車に乗車し、ブルー・マウンテンズ国立公園の玄関口「カトゥーンバ(Katoomba)駅」で下車します。所要時間約2時間。国立公園内での移動には、巡回バス「ブルーマウンテンズ・エキスプロアー・バス」を利用すると便利です。
公式サイト: https://www.explorerbus.com.au/
料金:AU$55 ~ 99
公式サイト: https://www.explorerbus.com.au/
料金:AU$55 ~ 99
まとめ
美しい湾と世界遺産のオペラハウス。そしてその湾に架かるダイナミックな大橋ハーバーブリッジ。そのすべてが集まり、造り出される名港シドニー湾は、どの角度から見ても息を呑むほどの素晴らしい景色です。
少し郊外に行けば、大自然が残る世界遺産ブルーマウンテンズでゆっくりとした時間を過ごすことができます。ぜひ旅行の計画を立ててみてください。
少し郊外に行けば、大自然が残る世界遺産ブルーマウンテンズでゆっくりとした時間を過ごすことができます。ぜひ旅行の計画を立ててみてください。
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setsukoT
オーストラリアのメルボルン在住。現地の日系企業で翻訳・通訳をする傍らフリーランスライターとして記事を執筆。2017年からはフルのライターに。カルチャーや社会に関心があり、趣味は旅行とアート。旅行はほとんどの場合、自分たちで計画して旅している。