引き締まったウエストは、性別に関係なく健康的でかっこいいですね。しかし、クリスマスや忘年会、お正月など、年末年始に食べすぎて「ぽっこりお腹」になってしまう人は少なくありません。そこで今回は、なかなか落ちないぽっこりお腹を解消するための方法を5つ紹介します。
2018.12.28
1.新鮮な食材を使う
クリスマスや大晦日、お正月などの行事が続く時期は、加工食品を多く食べる傾向にあります。加工食品の食べ過ぎは、カロリーオーバーになるだけではありません。多くの添加物も含まれているため、胃腸にも良くないのです。胃腸の働きが悪くなると、便秘や血液の質の悪化などにつながり、体脂肪の蓄積を招きかねません。
そのため、ぽっこりお腹対策で最初に取り組みたいことは、新鮮な食材を使って料理を作ることです。特に野菜類を多く使うことをおすすめします。野菜には酵素がたっぷり含まれているためです。自然の酵素を取り入れて、まずは胃腸の調子をリセットしましょう。
2.糖質の摂取量を抑える
年末年始は、餅に代表されるような糖質を多くとる人は少なくありません。糖質は、体脂肪の蓄積に直結する厄介な栄養素です。糖質の多い生活が続くと、糖質の少ない食事では満足できなくなります。このような事態に陥る前に、糖質の摂取をできるだけ抑える必要があります。
そのための方法に「食材の置き換え」があります。白米を玄米に、食パンをブランパンにするなど、主食の糖質を減らすことからはじめましょう。また、食物繊維が多く含まれる食材を使うと空腹感が和らぎます。そのため、ごぼうやモロヘイヤ、グリーンピースなど、食物繊維の豊富な野菜類を食べることをおすすめします。
3.タンパク質を多く摂取する
糖質の代わりに摂取したい成分がタンパク質です。タンパク質は、筋肉の材料になる栄養素です。また、タンパク質を多くとることで、エネルギーを糖質や筋肉からではなく、体脂肪から捻出することができます。
ただし、年末年始で胃腸を酷使した場合は、動物性タンパク質が胃腸の回復を遅らせる恐れがあるため注意してください。そのため、植物性タンパク質が豊富な納豆や豆腐などの豆類、バナナやアボカドのような果物類、そしてブロッコリーやアスパラガスなどの野菜類がおすすめです。理想は、高タンパク低糖質食を続けることです。
効率的に痩せる!忙しい人におすすめショートサーキットトレーニングとは
ジョギングや筋トレは、ダイエットに効果的な運動です。しかし、「時間が取れない」「ジム通いが面倒」などの理由で続かない人も少なくありません。そこで今回は、有酸素運動と筋トレを同時に行うことができる「ショートサーキットトレーニング」について解説していきます。
4.お腹周りのストレッチを行う
食生活の改善を行いながら、お腹周りをスムーズに絞るためにストレッチを行いましょう。お腹周りの柔軟性は、脂肪を減らすことはもちろん、姿勢の改善にもつながります。そのため、体全体のダイエット効果も期待できます。さらに、内臓や腸が動くことで、内臓の代謝アップや便秘対策にもなります。
ストレッチは続けることが重要です。そのため、空き時間にできるだけシンプルな方法で行うことができる方法が良いでしょう。ストレッチは「ひねり」を加えるやり方がおすすめです。時間がある時に、左右3~5回ずつ行うと効果的でしょう。
イスに座っている時のやり方は、まず右脚を左脚の上に乗せて脚を組みます。そして、左手で右脚の膝の外側を抑えながら、右側に体をひねります。深く呼吸をしながら、10秒程度かけてゆっくりとひねるようにしてください。左側にも同じようにひねりましょう。ソファーに座っている時も、同様のやり方でできます。
布団や床の上で寝転がって行う方法もあります。やり方は、まず仰向けに寝て、腕を真横に伸ばし両手を床につけます。次に、右足を右手に近づけるように横に広げてから、膝を曲げずに右脚を上げます。そしてそのままゆっくりと左側に倒します。この時、両手は床につけたままにしてください。腰がしっかりひねられていることがわかるでしょう。戻す時は、倒した右脚を上げてそのまま右側に倒します。左脚も同じように行ってください。仰向けで行うストレッチは同時に腹筋の下部も使うため、引き締め効果も期待できます。
5.下腹中心の腹筋運動を行う
最後に腹筋運動でウエストを引き締めます。下腹がぽっこりしている場合は、内臓の位置が下がっている可能性もあります。そのため、下腹中心の腹筋運動を行うと効果的でしょう。
やり方は、まずは仰向けでのストレッチと同様に腕を広げて上体を安定させます。次に両脚をそろえて真上に上げて、ゆっくり右に倒しましょう。そして左側にも倒します。脚を伸ばしたまま行うのが理想的ですが、きつい場合は膝を曲げても良いでしょう。腹筋への負荷を感じながら、リズミカルに10回3セットほど行ってください。
イスやソファーに座っている時は、少し脚を持ち上げるだけでも腹筋を使うため、スキマ時間にできるでしょう。なお腹筋運動は、食生活の改善や柔軟性がない状態で行っても効果が小さいため注意してください。
まとめ
ぽっこりお腹を改善するための方法を解説してきました。いずれも、日常生活の中にすぐに取り入れることができるシンプルな方法ばかりです。脂肪をため込む習慣がついてしまうと、落とすことがたいへんになります。そのため、まずは食生活の改善からはじめましょう。そして、ストレッチや腹筋運動を行う習慣をつけることをおすすめします。