眠れない夜にチョコレートをどうぞ ～チョコレートで安眠のススメ～
なんとなく眠れない夜……皆さんは、眠るためにどんな工夫をしていますか？
ホットミルクを飲んだり、羊を数えたり、あきらめて眠くなるまで起きていたり――眠れない夜の過ごし方は、様々です。
それでも、「明日はハードだからしっかり眠りたい！」という日はありますよね。
そんな時試してほしいのが、ナイトキャップ（就寝前に飲むお酒）ならぬ「ナイト・チョコレート」です。
チョコレートで安眠？
「ナイトキャップならわからなくもないけれど、チョコレートで眠れないのが解消されるの……？」
と疑わしく思っている人も少なくないでしょう。
しかし、最近の研究ではチョコレートに安眠作用があることが分かってきています。
というのも、チョコレートには心と体をリラックスさせる作用があるからなんです。
チョコレートの原料であるカカオには、「テオブロミン」という成分が含まれています。
このテオブロミンは、脳を活性化させるだけでなく、心と体をリラックスさせる効果もあるのです。
テオブロミンには、体の代謝を上げる効果もあるので、ダイエットにも効果があると言われています。
しかし、カカオにはカフェインも含まれています。
カフェインを取ったら、眠れなくなってしまうのでは……？ と心配される方も居ますが、安心してください。
ミルクチョコレート10gに含まれているカフェインは、
コーヒー1杯に含まれるカフェインの約1/6。それほど多くはないので、少し食べるぐらいなら影響はありません。
ただし、ビターチョコレートの場合は注意が必要です。
ビターチョコレートの場合、ミルクチョコレートに比べて含まれているカフェインの量が多いので、
食べ過ぎると眠れなくなってしまうことも……。
寝る前はビターチョコよりもミルクチョコを食べるようにした方が良いでしょう。
夜のリラックスタイムにはチョコレートを
眠れない時……それは、交感神経が活発になっていて、頭も体も元気いっぱいという状態の時です。
ぐっすり眠るには、この交感神経を落ち着かせて、副交感神経を活性化させる必要があります。
そのためには、寝る前にリラックスタイムを設けることが重要です。
パソコンやスマートフォンから離れて、心と体を休めてあげましょう。
好きな本をゆったりと読むのも良いでしょうし、静かな音楽を聞くのもおすすめです。
軽いストレッチで凝り固まった筋肉を解してあげるのも効果的ですよ。
そしてリラックスタイムのお供に、ミルクチョコレートを用意しましょう。
ホットミルクを飲みながら、一片のミルクチョコレートを齧ってゆったりした時間を過ごしてみてください。
美味しいからといって食べ過ぎは禁物です。
食べ過ぎると、ミルクチョコレートは当分が多いので、太る原因になってしまうことも……。
ビターチョコレートが好きな人は、食べる量を控えめにしてくださいね。
ハッピーな毎日にチョコレートを
ぐっすり眠れた次の日は、気持ちよく1日をスタートできます。
ハッピーでアクティブな毎日のために、夜に一片のチョコレートを取り入れてみませんか？