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「ファイナンスジム」って、あなたは知っていますか?NY では人気上昇中らしいのです。

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「お金」との付き合い方は、収入や状況によって変えていく必要があります。
ただ、お金のことはなかなか人に相談しづらいもの。加えて、正しく情報をとりいれないと、差が出てしまう領域でもあります。
誰かに相談したい、お金を増やすちょっとしたコツを教えてほしい……そんなニーズから「ファイナンスジム」は生まれたようです。
「ファイナンスジム」では、ジムに通ってフィジカルトレーニングやダイエットメニューをこなすように、パーソナルコンサルタントがつき、お金の使い方について日々改善トレーニングを行います。最終的には、目標額が貯めることができ、お金を増やせるライフスタイルを獲得することを目的としています。NY ではかなりポピュラーな存在です。
保険や住宅購入の際にFP が相談に乗ってくれることはありますが、あくまでも商品ありき。本当に自分にとって正しい知識なのかは疑問ですよね。
いま、本場NY さながらの、ファイナンスジム「bookee(ブーキー)」が日本に登場とのことで、実際に体験している人に詳しく聞いてみました。

結婚して1 年、大事なお金のことをきちんと知る機会だと思った

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STAGE 編集部:元あいのりのクロちゃんが、「ファイナンスジム」なるものに通い始めたという噂をキャッチしましたので、詳しく聞かせていただけますか。
まずは、どうしてファイナンスジム「bookee(ブーキー)」の存在を知ったのですか?
クロさん:はじめは、友達に紹介してもらったんです。実は、結婚して、昨日で1 年だったんです。
STAGE 編集部:おめでとうございます!
クロさん:ありがとうございます。それで、自分たちなりに、一応、家計というか、貯金のことも考えていたところだったので。すごくいい機会だと思って、始めてみました。最初は、独断というか自分で決めたんですけど。
STAGE 編集部:しっかりされてますね。もとからお金について、興味があったのですか。
クロさん:結構ケチというか、しっかりはしているほうだと思います。でも、結婚しても完全に専業という感じでもないし、家計もバラバラで、やりくりの仕方とかが、あまりよく分からなかったので。夫婦2 人だけの独自のやり方でいいのかな、って。
STAGE 編集部:すごいですね(笑)。ところで、パートナーは、ファイナンスジムに通うことをすぐ賛成してくれたんですか?
クロさん:旦那のほうが、もう既に不動産を持っていたりとか、私より、結構しっかりしていて、相談していたら、「えっ、そういうのあるんだ、いいじゃん」という感じでした。
STAGE 編集部:ジムには何回通いました?
クロさん:3 回目ですね。

使ったお金を毎日報告するだけで意識が変わっていく

松浦コンサルタントとトレーニング中

松浦コンサルタントとトレーニング中

STAGE 編集部:最初は、難しいのかなとか、ちょっと怖いとかは、思いませんでした?
クロさん:何も考えずに行ったので(笑)。怖くなかったです。担当の松浦コンサルタントは明るくて優しいし。まず、お金のレクチャーを受けましたけど、難しくなかったです。
例えば、2 割は絶対貯金して手を付けないとか、そういう本当に小さな初歩も、分かっていなかったので、楽しみながら。
STAGE 編集部:レクチャー以外はどんなことをするんですか?
クロさん:今やっている事としては、毎日、LINE で松浦コンサルタントに支出をとにかく報告するんです。
STAGE 編集部:使ったらすぐ?
クロさん:はい。振り返るんじゃなくて、私は、もう使った瞬間に書き込むようにしてい
て。
STAGE 編集部:そうなんですね。それで、お返事があるんですか。
クロさん:毎日のように、松浦コンサルタントから。「遅れてすいません」みたいな。「今日は、良い調子ですね」とか、結構、アドバイスを貰えるし、そういうアドバイスがなくても、もう1 人の目が入ってると思うだけでも、ちゃんと続けられるというか、本当にそれだけで、全然意識が変わります。小さなことなんですけど。
STAGE 編集部:毎日報告する効果は、でていますか。
クロさん:そうですね。多少なんですけど、カフェに行こうと思っていたけど、もう家に帰っちゃおうとかは、なっていますね。使い方として、「投資」「消費」「浪費」に分けるんですけど、考えようによっては、全部「投資」だなって言うこともできちゃうんで困るんですけど。カフェに行ったとしても仕事がはかどったり、勉強できたりすると、これは投資かな?とか。
STAGE 編集部:確かに。
クロさん:もう、本当にそれは、個人の考えなので。難しいところなんですけど、ちょっとは、抑止力にはなりますね。もう絶対、報告しなきゃいけないと思うと。どう思われるかなと考えますし。
STAGE 編集部:漫然と使うより、ずっといいですね。
クロさん:そうですね。なので、LINE で報告を夫婦でやってみることにしました。そうすると、お互い、あれ何か計上していなくない? そうだった、忘れていたとか、記憶を補えることがわかって。お互い楽しみながら、報告しあっています。結構、お互いマメなので。
STAGE 編集部:彼は嫌がらなかったですか?
クロさん:それが、逆で。本当に良かったです。今まで、使ったお金は、自分でアプリとかにつけていたりはしていたんですが、より詳しく2 人の気持ちをそろえて意識的にできるのはすごくいいですね。
STAGE 編集部:今までは、家計の分担はどうしていたんですか?
クロさん:うーん、やっちん(夫の呼び名)はこっちの家賃負担してね、ですかね。今まで、私は「養われたい願望」が強かったので、だいぶ負担を強いていたかも。今回、家計をお互い見える化したことで、向こうにちょっと負担をかけすぎているのが分かったんですよね。
STAGE 編集部:そうなんですね。
クロさん:何が家計を圧迫しているかとかもわかって。毎日どんどん過ぎて行っちゃうので、普段、なかなか、振り返るタイミングが無いと思うのですけれども。
STAGE 編集部:ファイナンスジムへ通い始めたことが良い機会になった。
クロさん:そう。お互いのポジションや、支出が明確になりますし。私は、彼が色々と無駄遣いをしていると思っていたんですよ。昼も、ウーバーイーツを頼んで、タクシーも乗り回してみたいな。だけど、LINE に書いているのを見ていると、意外にも、全然無駄遣いをしてないんだって気付けたりしました。それは、夫婦間にとって、何かとても大事だと思いました。
STAGE 編集部:夫婦も意外とお互いをわかっていないんですね。
クロさん:そうなんです。思ったよりも、この人は、使ってなかったんだと思ったら、何
かもう「ごめんね」みたいな気持ちに。無駄に使っていると思うから、家事の分担も、求
めちゃっていたんですけど。
STAGE 編集部:優しくなれる。
クロさん:そう。初めてよかったです、本当に。

口座を2つ持つことで「貯める力」がアップ

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STAGE 編集部:クレジットカードを家族名義にはしないんですか?
クロさん:一応、ここ2 カ月ぐらいで、1 つ口座を作って、2 人でいくら入れて、外食とかも、そのカードで払おうみたいなことを、本当につい最近始めていたのですけれども、松浦コンサルタントから、それとは別に、もう1 つ口座を作ったほうがいいよと教えてもらって、そうなんだな、と始めてみました。
STAGE 編集部:なぜ、もう1口座作ったほうがよいのでしょうか?
クロさん:絶対に手を付けない口座を置いておかないと、結局、なあなあになるというか。絶対手を付けない口座と、家計の口座と分けたほうがいいみたいです。
STAGE 編集部:なるほど。じゃあ、いつもお金が動いている口座と貯めるための口座を分
けるという感じですか。
クロさん:そうですね。家計の2 割は、旅行とかでも、あんまり使わないのが基本みたいです。先に旅行とか、何か大きな出費が決まっているなら、それを日にちで割って、まず1 日の使っていいお金を出すんです。大きな支出が決まっていたら、その分だけ、日に割って減らすみたいな。そういう考え方なんだ!と思って、確かに、2 人の貯金を毎回、旅行のために使っていたら、一生貯まらないじゃんと思っていたんですよ。
STAGE 編集部:(笑)
クロさん:だから、なるほどなと思って。こういう、なるほどなという事が、すごく多くて。ちょっと教えてもらうだけで、全然変わって来ると思います。
STAGE 編集部:そうなんですね。彼は変わりましたか?
クロさん:そうですね。彼も明らかに、食費を使うことが多かったので。ウーバーイーツとか1 回2,000 円とか掛かっちゃうんですけど、めちゃ頼んでいたのが、かなりの率でスーパーになったりとか。サプリオタクなので、月に何万もサプリを買って飲んでいたのを、ちょっとそれを削ってくれたりとかしてくれているので、すごい助かっています。むしろ、私より、何か、向こうのほうがいろいろ変わっているのかなって。
STAGE 編集部:お金を貯めて、こういう事に使いたいよねという、共通の目的は持っているのですか。
クロさん: 2 人とも、お金のかかる趣味とか全く無くて、彼も車欲しいとか、いい家に住みたいとかないんですよね。旅行とかも、そんなに行かないし。だから、漠然としちゃうんですけど、これから子供がちょうど生まれるタイミングなので、何かに使いたいというよりは将来のためという感じになると思います。
STAGE 編集部:ファイナンスジムを始めるきっかけは、お子さんが生まれるというのも大きかったですか?
クロさん:そうですね。やっぱり、これから、大きなお金がちょっとずつ出ていくと思うので、もう明らかに2 人の時とは、違うと思わないとですね。
STAGE 編集部:トレーニングでは、子供ができてからのプランなどは、教えてもらえるんでしょうか。
クロさん:この先、保険などのクラスが入ってくるので、教えてもらおうと思います。保険には全然詳しくないので、かなり楽しみです。

早く始めてよかったと思う日が来るのが楽しみ

STAGE 編集部:パーソナルコンサルタントで、よかったなと思う事は、ありますか。
クロさん:マンツーでトレーニングしてもらえるので、来るたびに、どんどん絆が強くなります。やっぱり、ふだんの支出を報告する上で信頼関係は大事だと思うので、本当にパーソナルコンサルタントでよかったです。
STAGE 編集部:信頼できますか。
クロさん:はい。しかもキュートで真面目で、熱い方なので。
STAGE 編集部:トレーニングは1回何分ぐらいですか?
クロさん:1 回1 時間ぐらいです。あっという間ですね。
STAGE 編集部:日本ではめずらしいですけど、ニューヨークでは流行っているらしいですね。
クロさん:これから流行ると思いますよ。やっぱり、お金って、すごく大事で、年金も戻ってこないとか言われていますし、心配ですよね。子どもにも頼れない時代なんでしょうし。どれだけ貯めて、ちゃんと余裕を持ってやっていくかって、心の余裕にもつながりますから。
STAGE 編集部:知り合いにもすすめたいですか?
クロさん:はい。長い目で見たら、この、最初の投資はよかったと思うだろうと思います。
あと何十年も生きるんだよねという年齢だし、早くに知識を付けておくことで、その分、元も取れるというか、リターンが大きそう。
生活に必要なお金の知識を教えてくれる場が、ほかに、ないじゃないですか。お金って、すごく大事なのに。これから、少子化が進んで、ますますお金が大変になって行く中で、ちょっとでもヒントをもらって、知って得するような人生にしたいなと思う人ならぜひすすめたいです。
STAGE 編集部:では、クロさんにとって、お金とは…。
クロさん:お金、たくさんなくてもいいものですかね。あ、でも、あったらあっただけいいですよね。本心は。そのままですけど、これかな。
“「お金とはあったら心強い!!!」クロ”
できれば、子どもにも残してあげたいですしね。
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STAGE 編集部:では、最後に。どんな子育てをしたいですか。
クロさん:子育て。想像が、あんまりついてないんですけど、優しくて、素直な子に育ってもらえれば。実家も近いので、私だけというよりは、本当にみんなで育てるみたいな感じかな。
私より、旦那のほうが、子どもを楽しみにしているので、もう、やりたいように、やらせてあげようかなって。
クロちゃんが通っているファイナンスジムはこちら
bookee(ブーキー)
お金のパーソナルトレーニングスタジオ。家計管理、住宅、保険、資産運用について、中立的プログラムに基づき、プロがマンツーマンでトレーニングを提供します。お金の不安から解放され、短期間で貯蓄できる仕組み作りをサポートしています。
https://www.bookee.co.jp/#/
【追伸】
臨月を迎えた大きなお腹でインタビューに答えてくれたクロさん。先日、待望の女の子を
授かったとのおめでたい報告が届きました。明るくしっかり者のお母さんと優しいお父さ
んの元で、元気な子に育ちそうですね。

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