生田斗真(Toma Ikuta) 

文学史に残る稀代の美男子・光源氏、繊細な高校生、少し間抜けな潜入捜査官、心優しいトランスジェンダー、サスペンスでの複雑な役どころ……。
映画に舞台にドラマに、さまざまな役を、幅広い演技力で披露し、観ている私たちを魅了してきた生田斗真さん。

その勢いは留まるところを知らず・・・

最新ドラマ「いだてん」三島弥彦役は生田斗真さんのキャラそのもの?

生田が演じるのは、金栗四三とともに日本最初のオリンピック選手に選ばれた盟友・三島弥彦。父は元警視総監、兄は日本銀行総裁という子爵の名家に生まれ、東京帝国大学の学生というトップエリートでありながら、あらゆるスポーツに秀で“運動会の覇王”と呼ばれていた人物だ。

彼の魅力は外見だけではない  このトークセンスもまた大きな魅力

生田自身と当時のアイドル的な存在だった弥彦、キャスティングされてどう感じたか?の質問には、「まさに自分にピッタリの役!」と答えて、会場の空気をしっかりつかみ、巧みなトークさばきに観客も釘付けに。

これまでの受賞歴

第54回ザテレビジョンドラマアカデミー賞・助演男優賞『花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜』

第11回 日刊スポーツ・ドラマグランプリ・助演男優賞『花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜』

第84回 キネマ旬報ベストテン新人賞『人間失格』『ハナミズキ』

第53回 ブルーリボン賞新人賞『人間失格』『ハナミズキ』

https://www.weblio.jp/wkpja/content/生田斗真_受賞歴

生田斗真さんが初めて国際映画祭に参加したのは2013年、第8回ローマ国際映画祭

「土竜の唄 潜入捜査官 REIJI」が第8回ローマ国際映画祭コンペティション部門で公式上映されました

「生田ローマ」「イタリアに来てくれてありがとう」など、日本語のメッセージを掲げるイタリア人のファンの姿も。海外映画祭デビューを果たした生田は、「お客さんとこんな風に映画を一緒を見ることは、日本ではあまりありません。観客の反応を身近で感じることができて刺激になったし、たくさんの笑い声を聞くことができて、こちらも楽しかったです。エロは全世界共通なんだと感じました(笑)」と振り返った。

第67回ベルリン国際映画祭のパノラマ部門、ジェネレーション部門に出品され、LGBT映画を対象としたテディ賞の審査員特別賞(2017年)

一生懸命努力して、汗水たらして作った作品が、海を越えてベルリンいう土地で評価されたことがすごく嬉しい。頑張っていれば思いは伝わるんだと思いました。

さらに、本作の受賞は審査員の満場一致で決定したことを知らされた生田は「『日本映画って面白いでしょう!』と思ったし、これからの日本映画の可能性を広げていくべきだと思った。自分もその力添えを少しでも出来れば」と表情を引き締める。「良い作品になったと自負しております。ほんの数週間でしたけど、一生懸命努力して、汗水たらして作った作品が、海を越えてベルリンいう土地で評価されたことがすごく嬉しい。頑張っていれば思いは伝わるんだと思いました。この映画をいつまでも愛して、大切に受け取ってくれたら嬉しいです」と晴れ晴れとした表情で呼びかけた。

「生田斗真」という俳優のこれから

「生田斗真は50年に1人の映画俳優」と断言したのは、映画「人間失格」で監督を務められた荒戸源次郎さん

生田斗真さんの、映画初出演は「人間失格」(2010年)
それまでのドラマ出演等での演技力を高く評価されての映画出演は、初出演にして初主演。

「生田斗真は50年に1人の映画俳優」
こう断言されたのは、この作品で監督を務められた荒戸源次郎さんです。

「人間失格」は、太宰治の生誕100年を記念して、2009年(平成21年)5月に、荒戸源次郎監督が映画化を発表。クランクインは2009年(平成21年)7月。2010年(平成22年)2月20日全国主要映画館にて封切りされました。

文豪・太宰治の代表作のひとつである「人間失格」は、名家に生まれた美男子・大庭葉蔵が主人公。
自堕落とも思える生活、繊細な心の持ち主であるがゆえの苦悩と絡み合う人間模様、酒と女に溺れる主人公の人間としての脆さ、美しさ、悲しさを描いた永遠のベストセラーです。

生田斗真さんは、この大変難しい役どころを見事にこなし、役者としてのさらなる飛躍を遂げ、またひとつ、その演技力の幅の広さを見せてくれました。

https://www.cinemacafe.net/article/2018/10/07/58550.html より抜粋

「俳優・生田斗真」のすそ野はどこまで広がってゆくのか・・・・

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