睡眠不足が毛根を弱める?!

睡眠不足になると甘いものが食べたくなりませんか?それは、食欲増進ホルモンの「グレリン」が増加して、脳がエネルギー源となる糖質を強く欲するようになるからなのです。
7~8時間よりも短い睡眠時間の人は、十分に睡眠時間を取っている人に比べ、食欲を増進させるホルモン「グレリン」の分泌量が増加していたと、米コロラド州コロラド大学とイリノイ州シカゴ大学の共同研究チームが発表した。
糖質を充分なエネルギーとして供給するために、必要不可欠な栄養素があります。それは、ビタミンB群。実はこのビタミンB群には、皮脂コントロールをする働きがあります。

つまり、糖質のエネルギー変換にビタミンB群を大量消費してしまうと、皮脂の過剰分泌を招くのです。

皮脂の過剰分泌により、毛穴に汚れが溜まると汗が蓄積します。この汗は、時間が経過すると硬化し、結果的に毛穴を“完全に”詰まらせてしまいます。

これが毛根を弱めて、抜け毛の原因となるのです。

十分な睡眠時間を確保して、皮脂コントロールをする大切なビタミンBを無駄遣いしないよう心掛けましょう。もちろん、しっかりとシャンプーをして毛穴を清潔に保つことも大切です。

美髪に欠かせない“成長ホルモン”を促すコツ

成長ホルモンは、美肌・美髪にはもちろん、疲労によるダメージを修復するためにも欠かせない大切なホルモンの一種です。

その成長ホルモンは、睡眠中が最も活発に分泌されますが、

睡眠時間が不規則だと十分に分泌されません。

一般的に22:00~2:00の間をゴールデンタイムと呼び、成長ホルモンが盛んに分泌すると知られています。しかし、必ずしもこの時間がゴールデンタイムとは限りません。
成長ホルモンが活発になるゴールデンタイムは、

入眠時刻からの4時間のことを言います。

人によって早い人も遅い人もいると思いますが、要はいつもの入眠時刻からの4時間がゴールデンタイムです。10時から深夜2時を強調されることもありますが、睡眠のゴールデンタイムはその人の生活習慣によって異なります。
ゴールデンタイムと、成長ホルモンの分泌されるタイミングは重なっています。つまり、重要なのはいつも決まった時間に眠り、良質な睡眠を取ることです。成長ホルモンを十分に分泌すれば、発毛を促すことが出来ます。

睡眠と毛髪は関係ないように思われがちですが、頭皮は肌です。
顔の肌と同じく、睡眠不足は頭皮にも一種の肌荒れを起こします。
化粧水や乳液などの栄養を直接頭皮に与えることは難しいので、体が持っている再生機能をフルに使って、発毛を促進しましょう。

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