「キビソ」ってなんですか?

「キビソ」は蚕(かいこ)の繭が外敵や環境の変化から守る...

「キビソ」は蚕(かいこ)の繭が外敵や環境の変化から守る重要な役割を担った最も外側の糸のこと

蚕(かいこ)のおさらい

蚕(かいこ)とは絹糸を出す虫です。 幼虫の時に、自分の...

蚕(かいこ)とは絹糸を出す虫です。 幼虫の時に、自分のさなぎを作るために、お尻から絹糸を分泌します。

蚕(かいこ)の羽化の途中の様子です。セリシンが溶けて繭...

蚕(かいこ)の羽化の途中の様子です。セリシンが溶けて繭層がゆるみます。

繭糸は断面図のように、蚕(カイコ)の体内の左右にある絹...

繭糸は断面図のように、蚕(カイコ)の体内の左右にある絹糸腺から出るフィブロインタンパク質を、セリシンタンパク質でおおった形になっています。フィブロインは、繊維上のタンパク質で繭糸の70~80%。 セリシンは、糊状のタンパク質で繭糸の20~30%です。

今、なぜ、「キビソ」が注目されているの?

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ひとつの繭からわずか約4%しか取れない貴重な糸である「キビソ」ですが、荒削りで不安定なうえに染色も難しく、なにより織り難いために、なんと従来は捨てられていたのだそうです。

ところがその「キビソ」には、「セリシン」がとても多く含まれていることがわかったのです。

「キビソ」に多く含まれる「セリシン」てなに?

 繭(まゆ)から製糸された糸は生糸(きいと)と呼ばれ、固くてごわごわしています。精練といわれる工程を経ることによって、あの美しい、光沢のある絹糸となるのです。
 その精練工程で取り除かれる物質が「セリシン」です。セリシンは、これまで廃水として流されてきましたが、最近の研究により、非常に人の体に良いことが解ってきました。
 保湿機能
セリシン全体の約70%のアミノ酸が、水分を吸収して膨張し、熱水に解ける性質があります。つまり水に溶けやすいため、お肌への吸着性が良く、お肌に浸透して潤いを保つのです。
セリシンは、コラーゲンより吸着性が高く、長時間にわたって保湿を維持します。使用感もセリシンの方がサラッとしています。

 抗酸化作用
ガンの原因とされる活性酸素の働きを抑え、シミやシワなどの老化を防いだり、異物が触れた時に起きる皮膚の過敏な反応を防ぎます。

 紫外線吸収作用
皮膚のメラニン色素をつくる酵素(チロシナーゼ)の活性化を抑えます。よって、シミになりにくいなどの美白効果が期待できます。

保湿性に優れ、活性酸素の働きを抑える効果や紫外線を防ぐ効果もあると言われ、「肌がつやつやすべすべ・ピカピカになった!」との声も多く聞かれるセリシン。

いいことずくめの「セリシン」をたっぷり含んだ「キビソタオル」が、乾燥肌の救世主だったんですね

「キビソタオル」をネット検索してみると・・・

「キビソタオル」をネット検索してみると・・・

肌がツルツルになりました。
キメが細かくなりました。
敏感肌でも使えました。
洗い上がりの肌がしっとりします。
使うほどに肌が柔らかくなった気がします。
鼻の角質がキレイに滑らかになりました。
毎日使っていたら乾燥肌に潤いが出てきました。

などの口コミが・・・

マスコミにもその効果が取り上げられ、話題になった「キビソから作られたタオル」

より効果的な使い方を教えて!

➀「キビソタオル」は、ごあごあしているのでお湯に浸して...

➀「キビソタオル」は、ごあごあしているのでお湯に浸してよく揉みこみます。

②いつも使っている石鹸をつけてさらによく揉み込みます。...

②いつも使っている石鹸をつけてさらによく揉み込みます。「セリシン」のぬめりが時間とともに実感できます。

③十分に石鹸がなじんだら、撫でるように優しく洗います。...

③十分に石鹸がなじんだら、撫でるように優しく洗います。全身でその風合いを感じて下さい。

④洗い終わったら、軽くお湯ですすぎ、しっかり絞って、 ...

④洗い終わったら、軽くお湯ですすぎ、しっかり絞って、 よく干しておきます。

肌の手入れを大切にする清潔男子にも愛用者が多いと言われ...

肌の手入れを大切にする清潔男子にも愛用者が多いと言われる「キビソから作られたタオル」。これからの季節の乾燥肌対策にぜひ試してみたいスキンケア・アイテムですね。

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