並外れた栄養の宝庫!!

キヌアが注目される理由には、その高い栄養価が挙げられます。
キヌアは通常の精白米と比べ少ない炭水化物(糖質)で、同等のエネルギーに対して、2倍のタンパク質、5倍の良質な脂質、8倍の食物繊維、6倍のカリウム、10倍のカルシウム、7倍のマグネシウム、7倍のリン、8倍の鉄、を含みます。
・必須アミノ酸を網羅した高度のタンパク質
・高度のカルシウムやマグネシウム、鉄、亜鉛
・人間や動物に必須のビタミン
・高度のリノレン酸
・消化酵素のアミラーゼ
・グルテンを含まない(小麦アレルギーの人でも摂取可能)

女性に嬉しい成分がいっぱい!!

キヌアには、"フィトエストロゲン"というエストロゲン(女性ホルモン)と同じような働きをする成分が含まれています。大豆イソフラボンなどと同様に体内でエストロゲンとして働くことで更年期障害や骨粗しょう症などの予防、女性らしいボディラインの維持や肌の潤いなどを保つ働きが期待されています。また、食物繊維やカルシウム、ミネラルも豊富で、お通じを促したり肌荒れの改善にも効果がありそうでう。

キヌアはアレルギーを誘発する成分が含まれていない!

キヌアにはグルテンが入っていないので、小麦でアレルギーが出てしまう方でも安心して食べることができます。

食べる前に知っておきたい注意点

キヌアに含まれる”サポニン”が溶血作用があると言われ、過剰摂取すると吐き気や下痢などの症状が起こる可能性もあるので食べ過ぎには注意しましょう!
キヌアの外皮には、苦味成分であるサポニンが含まれています。

一般に市販されているキヌアからはサポニンを取り除く処理が施されていますが、自然派の商品の場合、サポニンが除去されていない場合があります。

このサポニンを過剰に摂取することは赤血球にダメージを与えてしまうため、調理の前に水に20分以上漬けてサポニンを抜かなければならない点に注意が必要です。

洗った水から泡が立たなくなったら、サポニンは無くなっています。

また料理すると白いひげのような芽が出てきますが、味に影響はありません。

キヌアの美味しい食べ方

①キヌア150gに対して水300ccを用意。

②キヌアを水でよく洗い、水切りをしておく。

③鍋にキヌアと水を入れ、火にかける。 沸騰したら弱火にし15分茹でる。

④ザルにあけ、湯切りすれば完成!

キヌアはそんなに主張するような味があるわけではないのですが、人によっては「木の実のような味」とか「土のような味」などと感じる方もいるようです。
とはいえ味気ない感じなので何かと混ぜやすい食材でもあります。
いろいろな食べ方ができるのも魅力的ですね♪
日々の食生活に取り入れて健康で美しい体を目指しませんか♪

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