夏並!?春の紫外線量

冬の寒さからやっと解放される春。ポカポカとした日差しに喜びを感じますよね。
しかし春の紫外線量は、夏の紫外線量と大差ありません。
気持ち良いからといって、のんびりひなたぼっこをしてしまうと紫外線のダメージも大きなものになってしまいます。

3月であっても、紫外線の量は残暑厳しい9月とほぼ変わらないと言われています。
夏にちゃんと対策をしても、春は浴び放題では肌を危険にさらしてしまっているのです。

また、紫外線によるダメージは蓄積されるものだということを覚えておきましょう。
「昨日は対策しなかったけど、今日はしっかりしたから大丈夫」というわけにはいきません。
油断した分はシミやシワの原因として、肌にしっかり記録されてしまいます。

春は紫外線量が多い割に気温が低いので、より一層油断をしてしまいがちです。
春こそ夏より気を引き締めて、積極的な紫外線対策を心がけましょう。

春の紫外線対策ポイント

紫外線対策の基本は、まず日焼け止めを塗ることです。

顔だけでなく表に出している肌全てに塗るようにしましょう。

特にうなじやデコルテは冬の間は服で隠れていた分、対策を忘れてしまいやすい場所です。
春は服装が大きく変化する時期ですから、鏡を見ながらの細かなチェックがおすすめです。

使用する日焼け止めの種類は、1日の予定で決めましょう。
「SPF」はどれだけ長時間紫外線にさらされるかの目安に、「PA」はどれぐらい紫外線を防ぎたいかの目安にしてください。
「SPF」は30程度のものを塗りなおして使うのがおすすめです。
「SPF」の数値が高いものは肌への負担も増えてしまいます。

特に日常生活では低めのものを使うように心がけてください。

顔の場合は、UVカット機能のある化粧下地やファンデーションも有効です。
ひとつひとつはSPFやPAが低いものでも、重ねて使うことでカット効果を強くすることもできます。

ただ、時間が経ったり汗をかいたりすると効果が弱まるので、こまめに塗り直してくださいね。

対策グッズも取り入れよう

帽子や日傘による日除けも効果的です。
首を出すならストールを、腕なら長めの手袋を利用しましょう。
最近では色々な紫外線対策グッズが販売されているので、春にぴったりのキュートなアイテムが見つかるはずです。

また、意外と重要なのは「目」の紫外線対策です。
目から紫外線が入ると、脳がメラニン色素を作り出せと命令を出します。
その結果、肌が日光を浴びていなくても黒くなったり、シミの原因となってしまうのです。

紫外線カット機能のあるメガネやコンタクトを使い、目の対策も心がけてくださいね。

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