【冬は寒い……つらい……】

冬は寒いので体が冷えて体調を崩しがちですよね。また、朝寒くてなかなか布団から出られなかったり、日中もずーっと頭がボンヤリしていたり、ダルかったり……。一体なぜ冬になると動きが鈍くなるのでしょうか?

【冬はエネルギーが必要な季節】

野生の動物にとって冬は食料が少なくなる季節です。そのような厳しい季節を乗り切って生き残るために、冬は冬眠して体力を温存していると言われています。

人間は体が冷えると、温めるためにエネルギーが必要になります。寒くなればなるほど、体を温めるためにエネルギーが使われるので、余計なエネルギーを消費しないように体が反応してセーブするのです。動物のように冬眠することはできませんが、体はセーブモードになります。だから寒い冬には動きが鈍くなるんですね。

だからといって冬に元気がなくなるのでは、精神的にもよくありません。では寒い冬でも元気に過ごすコツは、どのような方法があるのでしょうか?

【冬を元気に過ごすコツ】

・日光にあたる

日光というのは、「体のリズムを調整する役割」もあります。冬は寒いので家の中だけで過ごしがちですよね。室内にいると日光を感じることが少なくなるので、体のリズムが崩れやすくなるのです。

朝起きたらカーテンを開けて日光を浴びたり、天気の良い日は散歩するなど、冬は日光にあたることを意識して過ごすことが重要です。

・冬の食べ物を食べる

冬が旬の食べ物というのは、体を温める作用があります。代表的な冬の食べ物としては、大根、にんじん、ごぼう、じゃがいも、さつまいもなど根菜類があります。

また、バランスの良い食事は免疫力を高めることもできます。免疫力が低下すると、風邪やインフルエンザなどの病気にもかかりやすくなるので、冬を健康に過ごすにはきちんとした食事をとることが大事です。

・お風呂に入る

冬を元気に過ごすには、とにかく体を冷やさないことが重要です。もっとも効果的に体を温める方法はお風呂に入ることです。お風呂に入ることで毛細血管が広がり、血流がよくなることで代謝がアップして、体を芯から温めることができるのです。

体を冷やさないためには、シャワーだけで済まさずになるべく湯船に浸かるようにしましょう。

【とにかく温かく過ごそう!】

よく「冷えは万病のもと」と言いますよね。体が冷えることで血流が悪くなり、体の調子が崩れます。冬を元気に過ごすには、とにかく体を冷やさないで温かく過ごすことがポイントです。冬が旬の食べ物を食べたり、お風呂に浸かることを心がけて、寒い冬を元気に乗り切りましょう!

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